第3章~参加・経験・コミュニケーションはステージ・ビジネス成功の鍵~<08>
音楽家がファンとコミュニケーションをはかり、関係性を深めていく活動。それも大切な音楽活動だと思います。
ブログ、Twitter、Facebookなど、いわゆる「ソーシャルメディア」が普及した今は、とくにそう。
そういう意味では、これからのライブは、ネットの世界でいうところの「オフ会」みたいなもの、そんな見方もできなくはありません。
普段はネットを介したバーチャルなコミュニケーション。時折開く「オフ会」としてライブがある。
それがリアルなコミュニケーションの場。
そして、ライブにみんなが集まってくれるかどうかは、普段のコミュニケーション次第というわけです。
ソーシャルメディアを使っている音楽家ならそういうことが感覚的にわかっていると思います。
ファンは音楽だけに関心があるわけではなく、音楽家の物の見方・考え方にも関心があって、日々どんなことを考え、どんな行動をしているかにも興味を持っています。
ブログに書いた他愛のない世間話でも、それをけっこう楽しみに読んでくれているファンは少なくないはずです。
また、ファンでなかった人でも趣味や嗜好が似ている、という理由でファンになることもあるでしょう。
だから、音楽の他にも趣味や特技があれば、そういうこともコミュニケーションのネタにすればいいと思います。
コミュニケーションのネタというと語弊があるかもしれませんが、音楽家の特色として趣味や特技をどんどん出していくということです。
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